●村指定(彫刻)

木造阿弥陀如来立像

 用材は柿木の一木造りであり、像高33cm。
 頭部は平彫りで螺髪を表さない。三道を表す。左手を垂下し、第一指と第二指を念じ、来迎印を結ぶ。衲衣はいわゆる通肩。両肩部に衣の縁が二重にかかる。脚部前面の衣褶を直線的な筋彫りで表す。裳を着し、裾に沿って横に一筋の陰刻線を刻む。12枚の蓮弁を持った蓮華座上に立つ。背部まで蓮弁を表すのは木喰仏の中では珍しく、丁寧に彫刻されている。

福栄村大字紫福永井 信盛寺
江戸時代 寛政10年(1798年)
作者 木喰五行上人

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