●市指定無形民俗文化財
こしがはま みっこのまい
越ヶ浜「巫女の舞」
選定年月日 昭和46年3月26日
保持者 越ヶ浜郷土芸能保存会
所在地 萩市大字椿東
 萩藩2代藩主毛利綱広のとき、安芸の厳島神社を勧請して萩城の東北海上1里の所にある越ケ浜の池畔に一社を建立した。そして同社では毎年旧暦6月17日夜、本社の厳島神社と同じように管弦祭が執行された。神輿を船に乗せて海上を渡るものであるが、その船に続いて大きな漁船2そうを横に並べて、その上に舞台を造った巫女船が続き、神楽を奏する。

 舞は4人1組の巫女によって演じられる。囃子の前半は横笛と太鼓の荘重な伴奏に合わせて扇を持って舞う。後半は鉦が加わってにぎやかな伴奏で、鈴と扇とを両手に持って舞う。巫女の衣裳は本番までは神前に供えて清めたのち着用するのが慣例で、頭上には金色の小さい烏帽子と花かんざしをつけている。