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国指定: 木造 赤童子立像  
執筆者: admin
発行日付: 2006/5/16
閲覧数: 4384
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●国指定重要文化財:彫刻

もくぞう   あかどうじりゅうぞう
木造 赤童子立像

指定年月日 明治35年7月31日
所有者 宗教法人 大照院
所在地 萩市大字椿
員数 1躰

 赤童子像は他にほとんど類例がなく、奈良県大和郡山市の植槻神社に赤童子の絵画(室町時代)があるくらいである。
 本像は像高61.2cm、ヒノキ材寄木造り、極彩色、玉眼に水晶入りの像で鎌倉時代の作である。この像で特筆すべきことは、中国の宋朝様式が混入していることである。上衣の肩の曲線文の飾り、両襟の渦巻形円文などは宋朝様式の影響を示すものである。また頭上の鋼製の宝冠は長い年月の間に失われて、現存するものが少なく、製作当初のものが残っているのは珍重すべきことである。
 躰は唐服をまとい、上腹部に帯をしている。左右に束ねた髪や袖口の反り、裳の上腹部あたりの厚ぼったい感じは鎌倉末期ごろの作といえる。

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