形式は木造瓦棒銅板葺き、左右に唐破風を備えた平唐門で、桁行2.5m、梁間1.45m、両袖に連子格子の塀をつけている。出入口は一間一戸、扉は上部に連子を入れた桟唐戸で両開きになっている。
全体に木鼻や操形の多い装飾的要素が目立ち構造的にも大仏様や禅宗様の要素を持つ珍しいものである。建築年代は新明倫館が再建された嘉永2年 (1849)である。本願寺萩別院に移されて客殿門となっていたが、昭和57年(1982)3月、明倫館の旧地である明倫小学校敷地内に移された。
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