建物は木造茅葺き平屋建てで、41.76m2、8畳の座敷のほか4畳の畳部屋、3畳半の玄関、4畳半の板間と土間の台所がある。別に湯殿・便所がある。
玉木文之進は吉田松陰の父杉百合之助の末弟で吉田松陰の叔父にあたり、杉家から出て玉木家(大組40石) を継いだ。生来学識に優れ、付近の児童を集めて 教授し松下村塾と名付けた。この塾の名称は後に久保五郎左衛門が継ぎ、安政2年(1855) には松陰が継承して、名を天下に揚げるに至ったところから、この旧宅を松下村塾発祥の地ということができる。
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