【附 伊藤博文別邸】 伊藤博文別邸は、東京都品川区大井にあったものの主要部分を、現在の場所に移築した。建物は玄関が木造平屋建て桟瓦葺き(95.9m2) 、大広間が木造2階建て桟瓦葺き(112.06m2) 、離れ座敷が木造2階建て桟瓦葺き(79.05m2) 、石灯籠二基を擁する広大なもので、材料は当時の一級のものを使用している。大広間廊下の鏡天井や離れ座敷の節天井等意匠に優れている。
明治の元勲伊藤博文は、明治天皇の信任厚く大日本帝国憲法の起草、内閣制度の制定等に手腕を発揮し活躍した。それ等の偉功に対して赤坂離宮内にあった建物が下賜された。それが現存する別邸の建物である。
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