indeximage

萩藩主毛利家墓所


●国指定史跡

はぎはんしゅ もうりけ ぼしょ
萩藩主毛利家墓所

指定年月日 昭和56年5月2日
管理団体 萩市
所在地 萩市大字堀内・天樹院
萩市大字椿・大照院
萩市椿東・東光寺
指定面積 3.4ha

【天樹院墓所】
 天樹院墓所は毛利輝元の墓所で、輝元と夫人および殉死者長井治郎左衛門の墓石があり、総面積2,975m2である。これらの墓は花こう岩製の五輪塔形である。輝元のものは高さ2.1m、夫人のものは1.8mといずれも大形である。また墓の周囲には玄武岩製の玉垣、鳥居、石燈篭、長さ64mの参道の敷石、及び唐門などがあり、環境も良好である。
 ここは以前輝元の隠居所、四本松邸のあった所で、輝元の死後に天樹院(輝元の法号)が菩提寺としてたてられたが、明治2年(1869) 廃寺になり墓所のみが残っている。

地図 google map

【大照院墓所】
 大照院墓所は萩藩初代藩主毛利秀就以下2代から12代までの偶数代の7藩主と夫人および一族と秀就に殉死した7藩士の墓52基などがあり、総面積5,717.39m2である。墓の周囲には玉垣22か所、鳥居7基、石燈篭600数基、石橋1架、参道の石畳などの石造物と墓所入口の小門1棟などがある。
 これらの墓は明治以後に移されたものや一部の新墓を除いて、いずれも花崗岩製の五輪塔形である。なかでも藩主夫妻の墓は高さ4.5mの大形である。鳥居や多数の石燈篭は、家臣をはじめゆかりの深い人びとが寄進したものである。

地図 google map

【東光寺墓所】
 東光寺墓所は3代藩主毛利吉就から11代までの奇数代の5藩主と夫人および一族、関係者の墓40基などがあり、総面積5,179.55m2である。墓の周囲には玉垣16か所、神道碑6基、鳥居5基、石燈篭500数基、参道の石畳などの石造物が墓所入口の小門内にある。また門外には放生池と、それに架かる石橋、維新殉難者の墓などがある。
 小門内の藩主夫妻・一族その関係者の墓は唐破風の笠石を付けた角柱形で、特に藩主夫妻のものには家紋が陽刻してある。
 これら3か所の墓所は藩政治代の大名家の葬制や墓制を知るうえで貴重である。

地図 google map






日付:  2006/5/17
カテゴリ: 国指定
本記事のURLは: http://hagi.jp/~y-kaji/modules/xfsection/article.php?articleid=26